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イベント
公演日:2022年11月25日(金)

秋の自主公演「吉左右会 20回記念公演」のお知らせ

 

 

 

大藏吉次郎家一門による秋の自主公演「吉左右会」。

今回の公演は記念公演です。この節目に内弟子の上田圭輔が免状物・祝言曲「末広がり」を披きます。ほか、みんなが取り憑かれてしまうようなホラー!?とも思える「梟」、シリアスとコメディの転換が楽しいヒューマンドラマ「武悪」をお楽しみ下さい。
初めての方でも楽しんで頂けるよう、パンフレットや解説書を配布しております。
この一期一会の公演に、ぜひお立ち会いください。

 

 

大蔵流狂言 吉左右会 20回記念公演

 

とき:2022年11月25日(金)

時間:午後6時30分 (午後5時45分開場)

場所:セルリアンタワー能楽堂


 

■演目

『末広がり』

シテ(果報者)上田圭輔

アド(太郎冠者)大藏康誠

アド(すっぱ)大藏彌太郎

 

『梟』

シテ(山伏)榎本元

アド(兄)大藏章照

アド(弟)榎本朔太郎

 

『武悪』

シテ(武悪)大藏教義

アド(主人)大藏吉次郎

アド(太郎冠者)大藏基誠

 

終了 午後8時40分頃

 


■あらすじ

 

・末広がり スエヒロガリ

果報者が祝いの品に「末広がり(扇の一種)」をあつらえようと、太郎冠者に都で買い求めてくるように言いつけます。しかし、太郎冠者は「末広がり」がどういった物なのか知らず困っていると、すっぱ(詐欺師)が声をかけてきます。太郎冠者はすっぱに騙され、古い傘を売りつけられてしまいました。あまりにも素直に買う太郎冠者を気の毒に思ったのか、すっぱは、主人の機嫌がなおる囃子物を教えてくれます。

意気揚々と帰宅した太郎冠者に主人は叱りつけます。そこで太郎冠者は例の「囃子物」を謡って興じていると、主人は機嫌をなおして太郎冠者を許すのでした。

華やかでお目出度い雰囲気に包まれた、免状物の祝言曲。一期一会の「披き」にお立ち会いください。

 

・梟 フクロウ

山伏の館を訪れた一人の男。聞けば、山から帰った弟の具合がおかしいので祈祷をしてほしい、とのこと。実際弟を診てみると、ぐったりと何かに取り憑かれた様子。いざ脈をとり加持を始めると、弟は震えだし、突然ホッホーン!と奇声をあげる。どうやら梟に取り憑かれたらしい。さて山伏の法力で、無事に梟を祓うことは出来るのでしょうか…?荒唐無稽な狂言ファンタジーの世界をお楽しみください。

 

・武悪 ブアク

不奉公人の武悪を討つよう主人に命じられた太郎冠者ですが、親友の武悪を目の前に振り上げた太刀から手を離してしまいます。武悪と再会を約束し主人へは虚偽の報告。しかし遊山に出掛ける主人と太郎冠者の前に不運にも武悪の姿が。なんとか誤魔化しその場を切り抜けますが、最後は武悪が幽霊になって登場します。三者三様の力量と呼吸が問われる大曲の一つ。

 


 

●チケット(全席自由)

一般 5,000円 (後援会員4,000円)
学生 3,000円 (後援会員2,500円)
ペア 8,000円 (前売りのみ)

 


 

●お申し込み方法

①電話
大藏流吉次郎狂言会(03-3329-1835)に電話して申し込む

②メール・ファックス
1、申込者氏名 2、性別 3、住所 4、電話番号 5、チケットの種類  6、チケット枚数
上記の内容をご記入のうえ大藏流吉次郎狂言会宛に送信して下さい。
・FAX 03-3329-5511
・mail info@kichijirou-kyougenkai.jp

③e+(イープラス)
チケット購入サイトよりご購入いただけます
http://eplus.jp/sys/main.jsp

●チケット代のお支払い方法
①②は、お申し込み頂きましたら、チケットと振込用紙が届きますので1週間以内に指定の口座にご入金ください。
当日受付にてお支払い頂く事も可能です。その際はお申し込みの時にお申し付けください。

③はe+(イープラス)内の手順に従ってお支払いください。


 

●お問い合せ
大藏流吉次郎狂言会 
電話  03-3329-1835
FAX 03-3329-5511
メール info@kichijirou-kyougenkai.jp

 


●主催 大藏流吉次郎狂言会
●後援 大藏吉次郎家後援会