吉次郎狂言会とは

吉次郎狂言会とは

大藏流第24世宗家故大藏彌右衛門の次男、2世大藏吉次郎が運営する狂言会。

およそ700年続く大藏家の分家として、伝統継承はもちろん、狂言の原点である「平和祈念」を理念としています。また狂言の世界が描く、人の優しさや大らかさ、そして「可笑しみ」を追求するとともに、老若男女問わず、多くの方々に狂言の魅力と感動をお伝えすべく、日々普及活動に全力で取り組んでいます。

自主公演「吉次郎狂言会」

「吉次郎狂言会」 「継承」と「挑戦」がテーマ。吉次郎自身が狂言における大曲・稀曲・秘曲に挑みます。

 

*これまで上演されてきた主な演目
「翁」「花子(替装束)」「釣狐」「釣狐(老孤)」「狸腹鼓」「鶏猫」「比丘貞」「花盗人」「蜘盗人」「武悪」「法師ヶ母」「通圓」、能「賀茂(御田)」能「屋島(那須)」など 2000年に第1回を開催し、以降毎年5月に公演。

自主公演「吉左右会」

吉次郎家一門修練の場として開催。次世代を受け継ぐ若手中心の会で、解説などもついて初心者でも分かりやすい。

 

*これまで上演されてきた主な演目
「月見座頭」「素袍落」「三人片輪」「伊文字」「お茶の水」「地蔵舞」「節分」「止動方角」「狐塚(小唄入)」「佐渡狐」「茶壷」「磁石」「栗焼」「禰宜山伏」など 2002年に第1回を開催し、以降毎年11月に公演。